来年の抱負を立てることがいやだった理由にもう一つ思い当たった。 月や週の抱負だったらあまり抵抗がない(立てたこともあまりないけれど)。来年の抱負を立てるというのは、なんとなく新年を迎えるにあたって襟を正す雰囲気がある。その雰囲気に馴染めなくて抵抗があった ...
2004年12月
いろいろしています
・カクテルバーと茶道は似ている説の賛同者を求めています ・飲み会が続く年末。ウコンを試すのも一手かと思いつつ、薬局で言い間違えそうで躊躇しています ・冷蔵庫を開けると、スモークチーズだけがストイックに鎮座しています ...
来年の抱負
来年の抱負を立てることに、今まであまり意義を見出せないでいた。年で時間を区切る意味がピンとこなかったし、抱負が守られた試しが無いせいもある。 でも今年は、ささやかにひとつ立ててみようと思う。「人とすれ違う時に肩を引くこと」。 今までは肩を前方に傾けていた ...
ジャージの二人 長嶋有
意識的に平易な(ともすれば幼稚な)話し言葉で、コキュである「僕」の生活が綴られる。 現代人の素直な独白として、この文体は説得力がある。 畑の中でメールを待つシーンが印象的で美しい。 日常を淡々と書き綴るかに見せて、筋も練られている。 結末に胸を打たれた。 ...
子連れで遊びに
友人宅へ子連れで遊びに行ってきた。子どもをずいぶんとかまってくれたので、子どもはご機嫌だった(もちろん大人も美味しいお茶を頂いてご機嫌だった)。 知らない部屋を探検するのが嬉しくて仕方がない様子。子どもは初体験ばかりでいいな。 写真は電気式のアロマライト ...
OUT 桐生夏生
今更ながら読んでみた。読者に殺人者の視点をリアルに体感させる力がある。自分が死体を隠すならどうするか、思わず考えさせられた。 ラストのファンタジックな記述が読後感にある種の救いをもたらしてはいるが、前半で貧しい女性たちが犯罪に手を染めていく過程がしっかり ...
新宿鮫 大沢在昌
初版は1990年。椎名林檎より随分前に、大沢氏は新宿系になっていたわけだ。 警察組織の描写の重厚さはさすが。 ひとまわり若い恋人が荒っぽいロックバンドのボーカリストという設定や歌詞の描写が時代を感じさせる。 …でもアヴリル・ラヴィーンみたいな感じなら今でもア ...
百器徒然袋―雨 京極夏彦
眉目秀麗で変人、推理・調査を一切しない探偵榎木津礼二郎が事態をひっかきまわす中篇集。 一編目の導入が陰惨でいやになるかもしれないが、少し我慢して読み続けてほしい。落ちをもってくるためにはそのようにするしかないのがあとで判る。 京極堂シリーズのサイドストー ...
マッシブなプリンタ複合機
古いプリンタが壊れた。ネットで安くて小さいものを探して買ったやつなのだが、旧機種だったらしく印刷が汚いし不調続きで散々だった。 新しいプリンタは、複合機でスキャナとコピーがついているやつにした。高級機ではないのだが、ボロプリンタに泣かされた身には驚くほど ...
ガセネッタ&シモネッタ 米原万里
通訳が言葉と格闘する上で必然的に陥る、くだらない言葉遊びの森の披瀝が面白い。 朝鮮半島では、サンドイッチのことを「ハムハサムニダ」というらしい…。 ★★★ ガセネッタ&シモネッタ 米原万里 ...
渡辺香津美"Mo'Bop"Tour 2004at渋谷オーチャードホール
バンドメンバーと渡辺香津美"Mo'Bop"Tourを聴きに行き、彼らの超人的なプレイに顎が外れそうになる。 「あそこまで桁外れだと参考にもならないよ」「1音あたりの単価が安いなー(ものすごい数の音符を浴びた)」などと笑いながら解散。 僕らのバンドも1/10に四谷でライブ ...
OL様とビジネスマン様
眼精疲労に効くというブルーベリーエキスの効能書き。 「テレビゲームに夢中になるお子様や1日中パソコンと向かい合っているOLやビジネスマンにおすすめします」 遊んでいるお子様だけでなく、実を粉にして働いているOLやビジネスマンにもついでに「様」を奮発しても ...
ひきこもり文化論 斎藤環
著者はひきこもりというのは病名ではなく状態を指す言葉であり、出口のあるひきこもりはあらゆる創造の源泉であり悪いことではないと説く。その上で、母と子が共依存の状態になり出口のなくなったひきこもりの解決には第三者の介入が不可欠だと指摘する。 現実と遊離したメ ...








