「ポト」ってなにかと思ったら、「ポトス」なのね。

紆余曲折を経て工場勤務となった女性の生活を丁寧に掬い取っている。

かつての同級生同士で集まるが、そりが合わなくなっている描写が切ない。女性は特に子どもの有無や働き方がいろいろで、こういうことは多いだろう。

経済的に苦しい生活をする女性達の描写に多くが割かれる。

経済が冷え込んだ日本で、これからどういったものに希望を持って生きていけばいいのかのヒントになっているように思う。

併録の「十二月の窓辺」は女性職場のパワハラを描いて読ませるけれど、最後の展開にやや難ありか。

★★★★☆