lame

2008年08月

1992-2006年にわたる時期の短編集。 「ロック母」は荒々しいすかっとする母の話かと思ったら、島暮らしの鬱屈を、大音量の音楽で宥める母の悲しい話だった。縫い物をしながら娘の置いていったニルヴァーナを聴く、という。 親への近所の噂話にストレスをためる悲惨な暮らし ...

長嶋有の「猛スピードで母は」を再読。感動した。奔放な父の物語と、奔放な母の物語が一編ずつ。 父が奔放だと馬鹿親父になるが、母が奔放だと切ない物語になる。父が切ない物語というのは、転がしにくいのだろうか。まああまり日常的な耐える男の物語は、世間に求められて ...

今の和洋折衷の家は、洋風のつくりに一部屋だけ和室がある。最近だと和室が簡素化されて、居間の一角の畳コーナーになっていたりする。 昔は逆で、和風の家に一部屋だけ洋室があったらしい。一部屋だけの洋室…なにに使っていたんだろう?テーブルと椅子が置かれたDKのこと ...

Windows XP SP3を入れたら無線LANが通じなくなった。まあパソコンに詳しくないのでSP3のせいだと決め付けて声高に叫ぶわけではないけれど、ちょいとお気をつけあれ。結局入れる前のシステム設定に戻してつながった。えらい無駄な時間をとられた。なるべくあとまで入れるまい ...

聞こえますでしょう? しょりしょりと。 あれです。あれは、怨みを残して死んだ弥助が、小豆小僧が、小豆を磨ぐ音なんで御座いますよ。 小股潜りの又市に山猫廻しのおぎん、事触れの治平。三人が操る事件の成り行きを、物書きの百介が見つめる。 義賊たちの生の奥行きが感 ...

ジンバブエ 待ち受け画面に大統領の写真 暴力恐れ護身に(毎日新聞) ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選を強行し、欧米から非難されているジンバブエで、大統領派による暴力を恐れ、携帯電話の待ち受け画面に大統領の顔写真を設定する市民が増えている。 ということ ...

旅先で食べたスムージーがあまりに美味しかったので、自宅でも作りたいとこんなものを買ってみた。 とりあえずオレンジやグレープフルーツを凍らせた。心配していた破砕の細かさは満足。スムージーは溶けていっても最後まで美味しいので、急いで食べる必要がないのもいい ...

3世紀に著された陳寿の歴史書「三国志」から14世紀、羅貫中の小説「三国志演義」へ。民衆に愛された三国志平話などの影響を認めつつ、演義の構成を褒め称えている。 三国志演義の世界への入門書として好適。日本と違って、大陸の話は派手だねえ。 アマゾンのレビューは ...

Google マップ ストリートビュー面白い。自分の家や実家も写されていて驚いた。梅が咲いているから、どうやら春に撮ったみたいだ。視点が高いから、車から撮っているんだろうな。 幼いころ住んでいたあたりの写真を見て、昔の記憶がよみがえった。些細な駐車場の景色とか、 ...

聖書の黙示録の象徴的な文章を解き明かす内容を期待したが、そこは一般的な解釈を深く訳を書かずにさらっと述べるに留まる。さらっと読んだ感触では、黙示録の本来の内容は当時の卑近的な出来事への呪詛が多いし、象徴的すぎる表現から、黙示録に記されたすべてについて真の ...

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