lame

自分に自信が持てず、いつもキョロキョロと世界のスタンダードを追っている日本人。それは古来から華夷秩序のコスモロジーに生きてきたことによるもので、それを治そうとするよりもその宿命を受け入れて、その強みを活かすべきだというのが著者の主張。文化資源は外から取り ...

うちにサンタクロースが届けてくれたのがこれです(2日早く来ました)。モーターが2個入っています。動きはこんな感じ。モーターの回転運動を、パンチの往復運動に変えるのがミソ。組立式ですが、ドライバーは付属しているし、部品を無くさないようにだけ注意すれば1時間 ...

検討の結果、B&W DM601 S3をヤフオクで譲っていただき手に入れた。音は良さげだったのであとはデザインの問題。落ち着いた木質系のデザインを求めていたので人工的な前面のデザインがどうかなと思ったけど、ふだんはカバーをつけるのでカバー装着時のデザインが気に入って決 ...

web上で読んでいたので再読という形になるが、改めて読んで身につまされたのは住宅街でのおじさんの身の置きどころの無さみたいなところ。歩いているだけで不審者扱い。その上著者は自宅が仕事場なので家でも心が休まらないという。せめて仕事場とリビングを分けられないと、 ...

アンプをFX202Aに交換して劇的に音が良くなったので、スピーカーも少しいいものが欲しくなった。今はSony DHC-MD313付属のスピーカーを使っていて以前は音が曇っている気がしていた。だけどFX202Aを使って鳴らすと、大きな不満はないんだよね。耳が悪いと言われればそれまで ...

ピースボートに乗り込み、乗客を類型化して分析し、「自分探し」という病に取り憑かれた若者にシニカルな解決策を提示する。まずピースボート、そして若者のルポとして、ある程度バイアスがかかっているだろうことを差し引いても面白い。そして哀しい。異なる考えの人との議 ...

2012年の直木賞受賞作。10年後の切腹を命じられた武士の生き様。なんだか息苦しい小説を想像したけれど、いろいろ見せ場を作って面白く読ませる。しかし主人公が高潔すぎて置物みたいだし、どう綺麗に書こうが切腹は陰惨でまいる。★★★☆☆ ...

iTunesのデータはMac上にあって、たまに外付けHDDにバックアップを取っていたんだけど、データの置き場所をNASに変更してみた。MacとNAS間は通常無線でしか繋がっていないのであまり通信速度が出ない環境。1 iTunesフォルダをNASにコピー、iTunesNASなど分かりやすい名前に ...

脂の乗ったひきこもり系コラムニストによる世評。例えば著者は、韓国を持ち上げるメディアを不愉快だとしながらも、それは陰謀ではなく経済にすぎないと説く。 尻を振って踊るカタコトのアイドルだとか、パン屋の兄ちゃんのドラマを見ることで、いったい何人の日本人が韓国 ...

鬼才ギャグマンガ家による育児マンガ。育児のせつなさを怒涛のテンポで描く。笑える。社会との摩擦は疲れるので普段はなるべくそれが少ないように生きる人が多いけど、乳幼児期の育児は変化が急すぎてその摩擦がいやおうなしにゴリゴリ来るもんだよね。親だけじゃなく、子も ...

百合若とギリシアのユリシーズ、天守閣と天主(キリスト)教、広隆寺とユダヤ等の関連について、学会では黙殺されながらも巷間で取り交わされる怪しげな噂を丹念に検証していくとどうなるか。浮かび上がったのは、意外に時代の気分に流されやすい学問の不思議な姿。★★★★ ...

石原知事に請われて副知事になった猪瀬直樹が、自らの仕事を振り返る。もちろん格好いいところを選んで書いているのだろうけれど、石原知事に負けず口論が出来る人だということがわかった。参議院議員宿舎を建設を白紙に戻させた喧嘩の仕方は興味深かった。政治家は口論がで ...

幼い息子のために立ち上がったアル中の男が、悪意の塊のような頭の切れる中学生に苛め抜かれる。文字通り手も足も出ない状態を強いられ、読者を面白がらせながらも鬱屈を溜め込ませる常套手段。魑魅魍魎のような人物たちがそれぞれの思いで行動し、最後にパズルのピースがピ ...

初めてレーダー探知機を買ってみた。数年毎にうっかり時間帯限定の指定方向外進入禁止違反や一時停止違反と軽微な違反をやらかしてしまったので、安全運転に役立てばいいんだけど。レーダー探知機という名前ながらレーダーや無線は探知が難しくなってきているらしく、最近はG ...

風光明媚な蝦蟇倉市で次々と起こる怪事件。気鋭の作家による連作。道尾秀介の「弓投げの崖を見てはいけない」が出来がいい。後半、話が裏返るような驚き。あとの作品は今ひとつ。全体として、いかにも遊びで作った軽い感じになっちゃったのが残念かなあ。★★☆☆☆ ...

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